この記事は、MELLOW様より2025年12月26日に発売された『True Colors -memories of the abyss-』の体験版をプレイした感想を元に作成しました。
作品名
True Colors -memories of the abyss-
開発・販売
MELLOW
プラットフォーム
Windows
発売日
2025年12月26日
公式サイト
シナリオ
垂花 由比燈汰
原画
まうめん さかむけ
音楽
東条サダヲ(StudioComodo)
OP曲
「コントラスト」 歌:夢乃ゆき
挿入歌
「サマータイムセレナーデ」 歌:hana
ほたるED曲
「パステル」 歌:月乃
水萌ED曲
「Puddle Blue」 歌:八花
OS:Windows 10/11
CPU:core i3 以上
メモリ:4.0GB 以上
HDD:4.0GB 以上
解像度:1920×1080 フルカラー 以上推奨
DirectX:9.0 以上
公式動画:[True Colors OPムービー「コントラスト」]
Introduction
青い陽炎の向こう側へ。
過ぎ去った四季(ひととせ)と、その先にある決断。
それは深く澄んだ青で。
近付こうとすれば。
手に掬ってしまえば。
たちまち透明になる彩(いろ)。
これは、光の屈折が生む朧気な青春の中に生きていた少年少女の日々と、結末(エンドロール)の先の物語――。
ストーリー
東京に暮らす主人公『深石 瑠璃色(みせき るりいろ)』は、鯨の声を聴いた。
窓の外に広がっているのは一面の藍と白で、年々増していく猛暑のせいで蝉の声すら弱々しくて。
クーラーの効いた教室から見る空は、どこまでも遠く見えた。
三年生。
未だ部活に一生懸命の彼も。推薦のため必死に面接練習している彼女も。全てが少しずつ遠くなっていく。
自分たちの学生生活はあと半年もすれば終わる。
これが最後の――青い、季節。
そんな夏が迫って来る感覚が、怖かった。
一年前の夏。
瑠璃色は、双子の妹『薔薇(そうび)』から映画撮影の話を持ち掛けられた。断る間もなく彼女が集めてきた二人の同級生たちと撮影することになってしまう。
「薔薇は、特別だから」
才能ある妹の影で、傍観者として生きてきた瑠璃色。しかし撮影仲間の『水萌(みなも)』や『凪(なぎ)』と共に行動を共にするうち、透明だった彼の日常が変わっていく。
初めての感情たちと、いくつもの葛藤と。
「空だって、海だって。近づけば透明なんだ」
透明だと思っていた青が彼を包んでいたことに、気付き始めた季節。
そんな夏だった――。
――
薔薇いもうとが消えてしまったのは。
体験版プレイ動画
体験版プレイ後の感想
映画撮影が主軸ということもあってオーソドックスなテキストアドベンチャーではなく、映画のようなシーンの繋ぎ合わせで物語が進んでいくビジュアルノベルです。
連続してプレイはもちろん、毎日少しずつプレイする方にも優しい設計になっている。
ですが、テキストの表現や心情描写の独白などを文字で描いていて、しっかりとしたビジュアルノベルとしての様式美もあります。
個人的には、表情の変化やフェイス(メッセージウィンドウに表示される顔のみの絵)の使い所をしっかりと取捨選択がされており、ユーザーを飽きさせない工夫がされております。
中でも音楽のこだわりが素晴らしく、オートモードを細かく設定すれば、本当に映画を観ているような体験を得られることでしょう。
そして、本編への導入(体験版のラスト)も「これから何が始まるんや……」と期待させてくれる終わり方になっているので、皆さんも体験して欲しい。
作中の描写に対する違和感や考察要素が多く含まれており、しっかり読みながら物語に集中してプレイすることができるのがいい。
体験版のプレイ中は好き勝手にヤーヤー言っておりますので、ご視聴の際は正解か不正解かはともかく楽しんでいただければ幸いです。
1. 恋おじさんの評点
叙事の誘引(掴み) ★★★☆☆ 物語の導入部は魅力的か。
意匠の完成度(アート) ★★★★☆ グラフィックや演出の質。
快適性の担保(システム) ★★★★☆ 操作感や設定の親切さ。
体験の鮮度(フック) ★★★☆☆ 独自の強みを感じるか。
司書の予感(期待値) ★★★★☆ 製品版を追う価値があるか。
恋おじさん製品版の範囲からは舞台や雰囲気が全く変わるので、展開が予想できない不安が無いわけではない。
2. 評価の要旨
良い点
・演出面で作品の雰囲気を出している。
・会話劇が多く、クドい独白を聞かされることがない。
・BGMが良い。
気になる点
・若干ファンタジー気味で入り込めないと置いていかれる。
・本編では雰囲気が変わるため、先の展開が読めない。
・エロゲとしての意義があるか
3. こんな人に良いかも
キャラ物ではなく文学的な作品が好きな人



迷ったらGOしても良い作品です。











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